怒られても構わないから、どうか。

村から他の人の姿がなくなっている


村のシンボルの不思議な木
そこにちいさなエマとちいさなぼくと
幼い頃の犬のルキだけがいた


ちいさなぼくがぼくにエマのスカーフを取ってくれてありがとうと
お礼を言う


やがて
ちいさなぼくとちいさなエマとちいさなルキも消えて
そしたら何が残るんだ?


不思議な木だけが残り
カミュに名前を呼ばれた


そうだ


なぜ今までカミュのことを忘れていたのか


辺りを見回すと
そこにはボロボロの廃墟にされた村の姿が・・・!


ウソだ!


そう思いたい
しかし
夢から覚めた後のように
今ではもうあれは幻だったのだと分かってしまう


ナプガーナ密林の時と同じように
命の大樹の導きというやつだったのだろう


廃墟の村に旅の神父がいた
この惨状に心を痛めてくれていた


教会だけは建物が無事なので
休んでいくこともできるだろうと教えてくれる


そう
無事なのは教会だけなのだ


あとの建物は
みな壊され燃やされた
まだ火がくすぶっているところもある


ぼくの家も無残な姿だ


そして
誰も
村の人がいない・・・


きっとどこかに避難したに違いない


また会ったら
余計なことをしゃべるからと
責められるかもしれない


ごめんなさいと
謝るから
だから
どうか無事でいて・・・


母さん・・・!
エマ・・・!

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プロフィール

ちさち

Author:ちさち
TWガナポリーサーバーで活動しているイスピンのブログ跡地です。
ゲーム内ではカンストしてたぶんそこらへんでぼーっとしてます。

現在はマンガとアニメとゲームの話で更新中。
好きなものについて書いていくつもりです。

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